
ジャンププラスで月曜日に更新されていた檻の中のソリストが最終話を迎えました。
檻の中のソリストといえば2019年3月より2年間休載していましたが、2021年4月に連載が再開し
第20話にてついに完結!
概要をしりたい方はこちらに簡単にまとめています。
読んだ感想としては、、、
良かった!!!
短編ゆえに無駄がなく、きちんと当初の目的も果たせた大団円を迎えられたと思います。
まだ読んでいない方は「ジャンプ+」の無料アプリで初回無料で読めます!
一気読みできるので是非お勧めです。
ぶっちゃけ、最初読み始めたときこんな短編で終わるとは思ってなかったです。
でも思い起こせば、サイドストーリーが少なすぎる印象はありました。
全体の流れを振り返ると4パートぐらいで終わった感じでした。
(以下ネタバレも含みます)

~序盤~
主人公クロエは監獄街を脱走するが、唯一の肉親である弟のロックと生き別れてしまう。
ロックを守ると決めたクロエが再び監獄の中へと戻る
~檻の中:情報屋編~
弟ロックを探すため情報屋を訪ねるところから始まるが、すぐ見つかる
「え、見つかるの早くね?そんなはやく見つけられるのか?」
と思ったのを覚えています。
その後情報屋の復讐を手伝いほしい情報を手に入れる
~檻の中:ついにロックと再会~
ロックを連れ去った囚人がいる街を教えてもらい訪ねてみるが
そこは子供の頭蓋骨を街の入り口に飾るようないかれた町だった
街についたとたん怪しい連中に追い掛け回されるが、きつねのお面をかぶった子供に助けられ
連れていかれた先には子供が3人で暮らすアジトがあった

(いや、ここで突っ込むべきは狐に対してだろ、、、)
いきなり土管から狐出てきたらびっくりするわ
まさに”狐につままれたような顔”してますね、はい
すぐのちにわかるのだが、その3人のうちの一人がロックだった
「いや、見つけるの早いって!スピード感半端ないな、探して苦労する描写とかないんかーい」
と心の中で突っ込んでいました。

~檻の中:脱獄編~
実は子供たちがなぜ無事に暮らしているのかというと、実は脱獄する為の飛行船を作らされていたのだった。
子供たちはそれを逆に利用し自分たちだけで脱獄を試みるが、、、、
そこから最終話まで一気に突き進みました。

サムネにもしてますが、この背景のコントラストの対比がめちゃくちゃかっこいい!!
クロエ:生死のはざまで揺らいでいるところだがロックの命を守り脱獄できたので
責務を果たしたようなすっきりした背景
ロック:対してロックは自分を守るためにクロエが死にかけていることに対しての責任を感じ
背景が重い黒色になっている

でも最後はロックの背景も白くなり、クロエと一緒に生きていく明るい未来を感じさせる描写があり
クロエも生きる希望を持てたとても良い終わり方でした。
少年漫画でありがちな無駄な引き延ばしが一切なく、
「究極の兄弟愛」のエッセンスが凝縮された良い作品でした。
最終巻3巻は9月3日(金)発売予定です!

5巻以内でまとまる漫画は面白い漫画が多いと聞きますが(打ち切りを除いて)
檻の中のソリストも間違いなくその中に入る作品でした。
次回作にもぜひ期待をしています。
それでは